どもっ!
オストメイト(という言い方が良いのかいまだ悩んでおりますが)1年生で、がん患者1年生の所長、ゴウです。
さてさて、今回の話題はオストメイトの悩みのひとつ、ストーマ装具とお風呂の話です。
一時的にせよ永久的にせよ、ストーマを造設したひとはみんな、ストーマ装具で老廃物を受け止めます。
ストーマ装具は、排出された老廃物を出すための「排出口」、老廃物を貯める袋、体に貼って固定する「面板」で構成されます。また、袋の上部には「脱臭フィルター」がついてます。

(筆者使用のもので、少々写真写り悪いですがご了承を)
入浴で注意が必要なのは「脱臭フィルター」と「面板」
脱臭フィルターについて、入浴時には脱臭フィルター部分にシールを貼る必要がある製品があるようです。私の使用しているものは入浴の際に防水不要なタイプのものなのですが、そのような製品をご使用の場合には、入浴前のシールをお忘れなく。
面板は、私の使用している製品では使用を続けると、しわが入ってきたような状態となります。
入浴するとこの部分から水が侵入し、面板がはがれやすくなってしまう要因の一つとなります。
入浴時に面板を保護するテープには、「サージカルテープ」や「防水テープ」、「面板専用の保護テープ」などがあります。
私を担当してくださっているWOCナースさんに、保護テープについて相談したところ「専用の保護テープもあるし、入浴用の保護シートも販売されているけど・・・(以下ニュアンスは読み取ってくださいネ、という雰囲気)」
退院直後からいろいろと試し、ようやく「これなら良いかな」というものが見つかりました。
この製品以外にも同等の製品があるそうですが、私の場合は化学療法

「CVポート(のセプタム)に刺した、ヒューバー針を固定するためのフィルム(写真の点線部分、白いヒューバー針を固定するのに使っている透明のフィルム)っぽいもの」と伝えたところ、「試してみて」もらえたのが、このテープでした。
肌に優しく、面板に貼ったフィルムも剥しやすい。そして、ぴったりフィット。
テープに書かれたライン、たぶん5cm幅ではないかと思うのですが、そのラインで4枚カットし、面板に貼りました。
15cm×10mサイズにすると、より楽に貼ることが出来ると思いますが、10cmサイズでもそれほど難しいとは思わずに貼ることが出来ました(執筆時点では、化学療法の副作用である末梢神経障害が出ており、軽く痺れを感じる状態でしたが、それでも貼るのは難しくありませんでした)。しかし、余裕はあまりありませんので、15cmのほうが無難なのかもしれません。
私は、面板の周囲に貼る際、「下→左右→上」の順に貼りました。下は鏡を使っても見るのが難しいので、先に下から貼るようにしております。誰かに手伝ってもらえるなら、そこまで気にしなくて良いかと思いますが、ね。
困っている方の参考になれば幸いです。
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