dot8 アラヤです.どもっ!
今回は、テーマのインストール方法と更新方法について紹介します.
はじめてインストールするか、既にインストール済みかという違いだけで、手順は変わらず一緒です.
ふたつのインストール方法
テーマのインストール方法には、「WordPressの管理画面からインストール・更新する方法」と「FTPソフトなどでアップロードする方法」の、2つの方法があります.
ひとつめの「WordPressの管理画面を使う方法」は、テーマファイルの含まれたフォルダをzip圧縮し、管理画面でインストールする方法です.難しい手順はありませんが、例えばCSSファイルを1つだけ更新した場合でも、フォルダ全体をzip圧縮してインストールしなければいけないため、開発には不向きな方法です.
ふたつめの「サーバーにフォルダ全体をコピーする方法」は、FTPソフトなどを使って、オリジナルのテーマフォルダをコピー(アップロード)する方法です.WordPressのテーマは、管理画面でインストールする手順を踏まなくても、指定の場所に必要なファイルが揃っていればオリジナルのテーマとして認識されます.CSSファイルを1つだけ更新した場合は、そのファイルをアップロード(コピー)するだけで更新されます.
WordPressの管理画面からインストール・更新する方法
WordPressの管理画面からアップロードしてインストール(既にインストール済みの場合は更新)する手順は、以下の通りです.
- ローカル環境に準備した、テーマフォルダ全体をzip圧縮
- 管理画面の左メニュー「外観」>「テーマ」の順にクリックし、「新規追加」をクリック
- 「テーマのアップロード」をクリック
- 「ファイルの選択」をクリックし、手順1.で準備したzipファイルを選択して「開く」をクリック
- 「今すぐインストール」をクリック
アップロードされたzipファイルは、インストールの処理中に、WordPressの設置場所にある[wp-content]>[themes]フォルダに解凍されます.
サーバーにフォルダ全体をアップロード(コピー)する方法
Local(ツール)などでPCにローカル環境を構築した場合、[wp-content]>[themes]フォルダを開いてフォルダ全体をコピーすれば、テーマとして認識されます.
例えば、Local(ツール)でWordPressを構築した場合、[app]>[public]>[wp-content]>[themes]フォルダを開き、テーマフォルダをコピーします.Local(ツール)管理画面の「Go to site folder」をクリックすると、[app]フォルダが見つかるはずです.
オンライン上のサーバーの場合、PCのようにフォルダを開くことはできませんので、FTP接続しフォルダ全体をアップロードします.手順は以下の通りです.
- FTPソフトや統合開発環境などに、サーバーの接続情報を設定
- WordPressの設置場所に接続
- [wp-content]>[themes]フォルダに移動
- テーマ用フォルダ全体をアップロード
- 2回目以降の場合は、更新したファイルやフォルダをだけアップロードすれば良い
- フォルダ一式をアップロードしてもOK
一度テーマを有効にすれば、それ以降は管理画面を開かなくても変更したファイルをアップロードするだけでテーマが更新されます.
ちなみに、ローカル環境の場合「[app]>[public]>[wp-content]…」とフォルダを開いていきましたが、ネットワーク上に公開したサーバーの場合、セキュリティ対策のためにアクセス可能なフォルダは必要最小限に制限されています.
ローカル環境の場合の[public]フォルダ以下がアクセス可能となっている場合が多く、サーバーにFTP接続すると[public]フォルダを開いた状態になるので、[wp-content]フォルダが初めに開くフォルダになる、というわけです.
フォルダを開く場合に、Windowsでは「エクスプローラー」を、Macでは「Finder」を使用しているはずですが、エクスプローラーやFinderでFTP接続することが可能です.(エクスプローラーやFinder以外のFTPソフトや統合開発環境で接続する方が多いと思いますが)
エクスプローラーやFinderでFTP接続すると、ローカル環境の[wp-content]>[themes]フォルダにコピーする操作と同様の操作でサーバー上のフォルダを操作することが可能です.
へばねぇ!